DIARY


HINOTORI



拝啓ご無沙汰してます。

僕はやっぱり激しい音が大好きです。
昔も今もやはり変わらずですが
爆発している音にやられます。
それは音が激しいというモノばかりではなく
例えば静かな音の中にも爆発している感情や
愛や怒りや何かを表現しその人自身を感じとれるもの。。
つまり自分自身と戦っている音といいますか、
そこには芸術を感じとれる瞬間があり、
時を越えた思いが生まれます。
そういう作品がたまらなく好きです。

今は完全に飽和状態の世の中ですが、
これを読んでくれている皆さんには是非
一時だけの単なる商業主義の商品ではなく
本当の意味でのすばらしい作品に
出会える事を祈っています。

ところで最近の自分はいろんなライブやイベント、
たまには美術館に行ったり、映画やマンガ等
いろんな事にまた興味を示してますが、
今は特に手塚マンガにはまりまくっていまして。。
改めて思いますが、やはり火の鳥はかなりヤバイ。
人類の永遠のテーマ、生死、愛、輪廻、人の愚かさ
非情さなどが描かれていて本当に学ぶべき部分が
沢山あり、すばらしい作品です。
これはマンガというひとつの表現方法を通して
手塚治虫という人の理念が描かれている気がします。
あの玉手箱のような、宇宙空間のように
壮大かつ無限に広がる想像力が自分も欲しい!
ってことで。。
皆さんも機会があったら是非!


PS.写真は台北の夜市にて。

(KYONO)



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